泳動結果
EGFRは高分子量(135 kDa) であるため,低濃度ゲルが適しています。
SDS-PAGEでは取り扱える強度の最低は5%くらいなので,
5%ポリアクリルアミド,25 µM Mn2+–Phos-tagで解析しました(左)。
EGF刺激によって,EGFRがリン酸化し,シフトアップしているのはわかりますが,
複数のリン酸化バンドが重なっているように見えます。
次に,さらに低濃度の3.5%ゲルで解析しましたが,
ゲル強度が弱くて扱いにくいので,0.5%のアガロースを混ぜて補強しました(右)。
こちらでは,リン酸化したバンドが6本見えます。
Zn2+–Phos-tag SDS-PAGEでのEGFR解析例もあります。
関連画像
EGFR( Zn2+–Phos-tag SDS-PAGE)